202407/31
RGBとCMYKの違い

RGBは発色が良く、CMYKは色が沈む、、、
どちらで設定すればいいのか?というご質問をよく頂きます。
RGBとCMYKは、色を表現するための異なるカラーモデルです。
それぞれの用途や特性には違いがあります。
RGB (Red, Green, Blue)
RGBは光の三原色(赤、緑、青)を基にしたカラーモデルです。
これらの色を異なる割合で混ぜることで、さまざまな色を表現します。
用途としては、 主にデジタルディスプレイ(コンピューターモニター、テレビ、スマートフォンなど)で使用されます。
RGBは発光する光源を基にしているため、加法混色と呼ばれるプロセスを使います。全ての色を最大にすると白になります。
RGB色空間は非常に広範で、ディスプレイ上で見ることができる色の範囲が広いです。
CMYK (Cyan, Magenta, Yellow, Key/Black)
CMYKはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色を基にしたカラーモデルです。
これらのインクを重ねて印刷することで、さまざまな色を表現します。
用としては、主に印刷物(雑誌、ポスター、カタログなど)で使用されます。
CMYKは減法混色と呼ばれるプロセスを使います。すべての色を最大にすると黒に近い色になりますが、完全な黒にはならないため、ブラックインクが追加されます。
CMYK色空間はRGB色空間よりも狭く、印刷で再現できる色の範囲が限られています。
ということで、
RGBはデジタル表示に最適で、光を基にした色表現を行いますので、発色がきれい。
CMYKは印刷に最適で、インクを基にした色表現を行うので、表現に限りがあり色が沈んで見えます。
RGBとCMYKを適切に使い分け、タル表示でも印刷物でも正確で美しい色を再現しましょう。

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