202407/31
保存方法って何がいいの?PNG、JPG、TIFFの違い
デジタルの保存方法は何がいいのか?
よくわからないですよね。
今回は保存方法(ファイル形式)の書き出しについてご説明します。
イラストを保存する(共有・書き出し)際には、用途や必要とする品質によって適切なファイル形式を選ぶことが重要です。
それぞれの形式の特徴と利点を理解し、最適な保存方法を選択しましょう。
ロスレス圧縮を使用し、画像の品質を損なうことなく保存でき、透明度(アルファチャンネル)をサポートします。
また、圧縮による画質の劣化がないため、細部が重要なイラストに適しています。
ウェブ上での表示にも広く使用されますが、ファイルサイズがJPEGよりも大きくなることが欠点です。
※ロスレス圧縮とは…データを圧縮してサイズを小さくしながらも、圧縮前と圧縮後のデータが完全に一致する圧縮方法
有損圧縮を使用し、圧縮率を調整することでファイルサイズを大幅に削減できます。ただし、圧縮による画質の劣化があります。
高圧縮率により、保存スペースや転送速度が重要な場合に適していて、ほとんどのデバイスやアプリケーションでサポートされています。透明度はサポートされてないので切り抜き画像での使用はできません。
ロスレス圧縮をサポートし、最高品質の画像保存が可能です。また、複数ページや多様な色深度をサポートします。
また、圧縮による画質の劣化がないため、プロフェッショナルな用途に最適です。
印刷や専門的な画像編集に向いていて、編集後の再保存による品質の劣化がありません。
ファイルサイズが非常に大きく、ウェブでの使用には適してないのが欠点です。
ウェブ表示や共有にはPNGかJPEGが適しています。
品質が重要で透明度が必要な場合はPNGを、ファイルサイズを抑えたい場合はJPEGを選びましょう。
印刷やプロフェッショナルな編集: TIFFが最適です。
最高品質を保ちたい場合や、後で再編集する可能性がある場合に向いています。
デジタル保存: PNGがバランスの取れた選択肢です。
透明度のサポートや品質保持が求められる場合に適しています。
<具体的な例>
●ウェブサイトのイラスト: PNG
●ソーシャルメディアでの共有: JPEG
●高品質なプリント作品: TIFF
●デジタルポートフォリオ: PNG
用途に応じて最適な形式を選び、イラストの美しさと品質を保つことが大切ですよ。
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