私がイラストレーターになりたいと思った一番の理由。
それは在庫を持たなくていいから（笑）
なんと現実的な小学生、、、

小さい頃から漫画家になりたい夢を持ちつつ、
枠をかいて、ネームを描いて、ストーリーを考えて
風景を書いて、ペン入れしてと、工程が多く、
無理無理と、小学生ながら悟りました。

それから美容師だのメイクだの色々考えてましたが
いまいちピンとこなくて、しばらくしてから
イラストレーターという
横文字のキラキラ職業があると知り、
雷がズドーンと落ちたことを鮮明に覚えています。

まさに、在庫いらないじゃん！（笑）です。
（実家の倉庫には常に商品がたくさんあって、
いつもそこで遊んでました）

当時のイラストレーターは
今でいうユーチューバーやTiktocker的な
新しい職業だったんですが、
もちろん親はそんな職業の存在も知らず、
応援するわけもなく、漫画を描くな！の一点張りでしたが、
反対されれば反対されるほどさらに燃え、
応援されると辞めたくなるという自分の性格からすると、
抜群の環境だったのかもしれません。
お母さん反対してくれてありがとう、です（嫌な娘w）
当時はめちゃくちゃ腹が立ってましたけどねw

とにかく、在庫なくていいし、結婚して子供が学校から帰ってきても
いつも家にいてあげられるし、絵を描くのは好きだし得意だし、
周りに褒めてもらえるし、こんなに素晴らしい仕事はない！ということで
イラストレーターになったんですよね。

絵が好きだからが一番ではないのです。
特技を仕事にできて、条件的に良いと思ったから
この職業を選んだのです。

だから、自分の絵を認めてもらうことよりも、
お客さんの欲しがっているものを自分の特技で返せるか？
それが原点かもしれません。